逃げる2月、いくつかの仕事を終わらせました
まだまだ朝夕は冷え込みますが、
春の花が咲き始めています。
どんどん暖かな日差しになっているように感じます。
今月の業務は次のとおりです。
<行政書士業務>
- 産業廃棄物収集運搬業許可(更新)①
- 建設業許可(更新)②
①は全く初めてでしたが、半年かけて準備し無事終了。
②は初めての「個人事業主」更新業務だったので、良い経験になりました。
<社会保険労務士業務>
来月は2件の年金相談を依頼されています。
少しづつ業務を増やしていけると良いなと思っています。
変わる年金制度、社労士会の研修を受けてきました!
来月は年金相談の依頼を受けています。
すぐに役立つzoom研修を受けてきました。
自分の忘備録として、内容をまとめておきます。
<令和4年(2022年)4月1日施行>
- 繰上げ減額率の変更(1月あたりの係数を0.5→0.4 / 対象者は S37.4.2以降生)
- 繰り下げ上限年齢の引上げ(70歳→75歳 / 対象者はS27.4.2以降生、H29.4.1以降に受給権発生)
- 在職老齢年金制度の変更(基準額を47万円に一本化 / 令和5年度は48万円)
- 加給年金の支給停止規定の見直し(加給対象者の配偶者(240月以上)が受給権あれば全額停止でも、支給停止)
- 在職定時改定の見直し(退職時→毎年1回10月 / 65歳以上70歳未満)
<令和4年(2022年)5月1日施行>
- 確定拠出年金の加入可能年齢の引き上げ(企業型65→70歳未、個人型6歳→65歳未)
<令和4年(2022年)10月1日施行>
- 被用者保険の適用拡大(短時間労働者の対象企業規模を500→100人超)
- 非適用業種の見直し(被用者保険適用される5人以上の個人事業主に士業)
- 育児休業中の社会保険料免除要件の見直し(同月開始終了時も休業14日以上で免除)
<令和5年(2022年)4月1日施行>
- 本来請求選択時の特例的な繰下げみなし増額の導入(繰り下げ上限年齢の引上げ対象者と同じ)
<令和6年(2022年)10月1日施行>
- 被用者保険の適用拡大(短時間労働者の対象企業規模を100→50人超)
以上、カッコ内に変更内容をざっとまとめておきました。
それぞれの内容を掘り下げていくと、具体的な問題が浮かび上がります。
昨今は繰下げ上限年齢の引上げについて話題ですが、
収入が上昇することと、税や他の社会保険(医療、介護)と税は連動していますので、
自身にとって最適な年金額と手取り額はあらかじめ計算しておくことが、
年金生活にとって大事です。
社労士などに相談することをお勧めします。
<気になる令和5年度の年金額について>
さて、令和5年度の年金額ですが、以下の通りです。
- 新規裁定者(67歳以下)
老齢基礎年金(満額) 月66,250円(年795,000円)
対前年比+1,434円(2.2%引き上げ)
- 既裁定者(68歳以上)
老齢基礎年金(満額) 月66,050円(年792,600円)
対前年比+1,234円(1.9%引上げ)
改定の計算については、ざっくり以下の通り。
- 賃金・物価スライドによる改定(名目手取賃金変動率2.8、物価変動率2.5)
- マクロ経済スライドによる改定(R3とR4の未調整△0.3とR5の調整△0.3の計△0.6)
- 新規裁定者 2.8-0.6=2.2
- 既裁定者 2.5-0.6=1.9
もう少し詳しく、名目手取り賃金変動率とマクロ経財スライドによる調整率について。
- 名目手取り賃金変動率
実質賃金変動率(0.3%/R1~3AV)+物価変動率(2.5%/R4)+可処分所得割合変化率(0%/R2)
- マクロ経済スライドによる調整率
公的年金被保険者総数の変動率(0%/R1~3AV)+平均余命の伸び率(△0.3%/定率)
- 前年度までのマクロ経済スライドの未調整分
R3繰越分(△0.1%)+R4繰越分(△0.2%)
以上、細かい内容ですがどうでしょうか?
どのような仕組みで年金額が決まっているのか、
知ることは大事ですね。
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<(ΦωΦ)図鑑>